ひきこもりの大学生

医学部に行ってます。

魔法少女まどかマギカ 感想

 昨日アニメの魔法少女まどかマギカを観たんですが、面白すぎて徹夜しました。折角なのでその感想を書きたいと思います。

 

 本作の本編は2011年に放映されたTVアニメの全12話で構成され、完全新作のOVAです。マギカレコードという別の話と劇場版もあります。(全部観た) パッと見プリキュアの亜種のような感じがしますが、そんな生易しい世界ではありません。奇跡を叶える対価として一生を死と隣り合わせで魔女と戦い続けることを契約したのが魔法少女であり、さらに自身も最終的に魔女へと変貌する運命にあるいう悲劇の物語であります。

 とりあえずストーリーを要約して書こうと思いましたが、やっぱやめます。難しすぎました。Wikipediaでも読んでみて下さい。

 個人的に思ったのが、スケールデカすぎ問題です。普通の女子学生が魔法少女になって敵と戦うまではいいんですが、その理由がキュウべえ(インキュベーター)という宇宙から来た知的生命体による陰謀で、彼らが宇宙の寿命を延ばすために熱力学第二法則に囚われないエネルギー源として、魔法少女が希望から絶望に変わって魔女となる時に生み出すエネルギーを求めていたというものでした。あと主人公はまどかなんですが、暁美ほむらというキャラがいて、彼女は最初の世界で魔法少女として戦って死んだまどかを救うために契約して魔法少女となり何度もタイムリープして世界をやり直しており、本編の時間軸こそ彼女の最後の周回でした。その時間軸ではほむらがまどかが魔法少女になるのを阻止していたため、まどかが実際に魔法少女になるのは最終話になります。何度世界をやり直してもワルプルギスの夜という最強の魔女には勝てずまどかも救えなかったため、その度に時間遡行で世界をやり直すことで、まどかに度重なる時間遡行の因果が絡みつき、まどかは魔法少女としての、同時に魔女としての莫大な影響力を持つ存在に変わっていきます。それを知ったほむらは時間遡行してもまどかは救えないと考え、諦めそうになったところにまどかが現れます。そしてここで初めてキュウべえと契約し、「現在の、過去の、未来の、全ての宇宙の魔女を生まれる前に消し去りたい」という願いの元、魔法少女になって一撃でワルプルギスの夜を倒しました。そしてまどかは、魔法少女が魔女へと変わる前に救済する「円環の理」という宇宙の概念になり、一次元上の存在へとシフトしました。その結果全ての魔女が元からいなかったことになるので、主要5キャラのうち魔女に殺された2人(巴マミ佐倉杏子)は生き返り(正確には違う)、魔女になってから殺された1人(美樹さやか)は円環の理に導かれ(つまり死んだ)、ほむらもまた魔女のいない世界に生き続けることになりました。まどかは先にも書いた通り生きることも死ぬこともない単なる概念となったため、時間遡行ができるほむら以外の人からはまどかの記憶は無くなり、これで本当に救われたのかと些か疑問に思うところではあります。しかし4次元空間上の存在というのは過去にも未来にも現在にもどこにでもいるということであり、その意味では何度もリープしていたほむらの傍には常にまどかがいて、見守られていたと解釈できるらしいです。ただアニメでは1次元上の存在にシフトしたと言われており、それではほむらが遡行した並行世界を知ることはできないのではないかと疑問に思いました。なんでも並行世界(パラレルワールド、可能世界)を見ることが出来るのは5次元以上じゃないと無理らしいです。まあそんなのはどうでもいいとして、現実世界からはまどかの存在は消えてしまい、美樹さやかもいなくなってほむらと他2人は魔女のいない世界で魔法少女として生きていくことになります。その世界に魔女は居なくなりましたが変わりに魔獣という存在がいて、魔法少女はそれらと日々戦い続けています。ほむらの髪にはまどかに貰ったリボンが付けてありました。最後のシーンにはまどかの武器である弓を引くほむらが映し出されて終わります。ハッピーエンドなのかよく分からないので複雑で切ない気持ちになりますが、まあ良かったのでしょう。めでたしめでたし。次はもっと明るいアニメを見ようと思います。

 あと最後の最後に作画ミスするのやめてもらっていいですか?

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