ステチルの大学生

医学部に行ってます。

レポート8 虫と植物の共生について

 本日は遠隔授業で、虫と植物の寄生・共生・共進化というテーマでした。共生などと聞いても植物が虫に一方的に食べられるばかりだという印象が強いですが、違うそうです。まず虫が植物を糧にするのはその通りですが、天敵から隠れる場所としての存在も大きく、虫瘤という構造物を植物上に作り、そこでの活動によって植物の細胞分裂が促進されるらしいです。植物は不利益を被るばかりですが、これによって多くの虫、広く言えば動物が養われているのであり、ある意味で虫にとっては欠かせない存在であると言えます。反対に植物は虫に受粉などでお世話になっていると思うので、これらは立派な共生と言うことができるでしょう。また、タンニンという不味い物質を分泌することで、動物に過剰に食べられるのを防ぐ植物もあるそうです。このように植物が食べられる量を調整しているというのはにわかに考え難いことですが、これが植物・動物間の均衡を保つ要因の一つである事は間違いありません。このように動かざるものが動くものを制する戦略というのは、長い進化の歴史が可能にした遺産であり、虫にも植物にも一長一短があることで共生を可能にしているのではないかと考えます。

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