ひきこもりの大学生

医学部に行ってます。

また部活やめます

 約5年前の高校2年生の頃、私は1度部活を辞めております。詳しくは当ブログの5年前の記事をご参照下さい。そして大学四年生になった今、2度目の退部を決意致しました。理由は主に次の3点です。

 

①時間泥棒

②時間とお金に見合うメリットがない

③同期も一緒に辞める

 

まず①の理由から説明していきたいと思います。とその前に、私が大学で所属している部活についてあまり話したことがなかったと思うので、軽く説明しましょう。

まず私は中学に入ってから高一まで4年間、軟式テニス部に所属しておりました。高2の初めに部活を辞めてから、もう二度とテニスをやることは無いだろうと思っていましたが、大学入学直後の新歓の雰囲気で半ば流される形で、再び軟式テニスに手を染めることになったのです。そしてこの軟式テニス部(医学部はサークルはなく殆どが部活)ですが、よりにもよって指折りのブラック部活だったようで、今までの約3年間に渡って想像を絶するほどのお金と時間を費やすことになりました。数えたことは無いですが、年間で開催される4つの公式大会の参加費用が低く見積って計20万はかかりますし(つまり3年間で60万以上)、その他諸々の費用を合わせれば今までで100万以上は使っているでしょう。それに加え、毎週土曜日の原則全員参加の練習。これが①の理由に密接に関わっております。

 全国で山大以外にあるのか知りませんが、少なくとも当大学医学部医学科では試験が中間期末みたいな感じではなく、単元ごとに毎週月曜にあります。つまり試験勉強は土日が大きな山になるのですが、うちの部活では土曜日が一日練習で潰れ、家に帰っても疲れて勉強出来るはずがないので、その疲労を持ち越したまま日曜日に突入し、徹夜をかますという一連の流れが出来上がるわけです。実際2.3年でほぼ毎週徹夜みたいな生活を送りましたが、まあさながら地獄です。

 

次に②の理由ですが、ぶっちゃけ部活に属するメリットというのは人脈形成とか運動機会ぐらいのもんで、あとは所属しているだけで勝手にお金と時間が消えていく悪魔的な搾取マシーンに他なりません。はっきり言って全く釣り合いが取れてないので、辞める理由としては十分過ぎます。

 

そして③の理由です。正直これが1番大きいし、多分1人なら辞める決意には至ってませんでした。医学科の同期は私を含めて7人いますが、元々辞めると言っていた1人に私が便乗したところ、なんと現在のところ全員で辞める感じの雰囲気になっております。赤信号みんなで渡れば怖くない。部活もみんなで辞めれば未練も罪悪感もありません。

 

そして恐らく次の大会(7月半ば)が終わったタイミングで私(達)は部活から身を引き、晴れて自由を獲得することになります。11月には4年生の山となる進級試験が控えていますし、その後の病院実習や最終的に国家試験に受かるためには、部活で時間を浪費している場合ではないのであります。部活のせいで今私は若干成績不良気味ですので、高校の時と同じように、部活を辞めたことで成績は上がるということを、身をもって証明して参りたいと思います。