ひきこもりの大学生

医学部に行ってます。

ソードアート・オンライン アインクラッド 感想

VRMMO(Virtual Reality Massively Multiplayer Online Game)を搭載したRPGの普及を受け、フルダイブ技術によりゲーム内での五感をヘッドギアを経由し脳に直接働きかけ、仮想世界での体験をあたかも現実であるかのように体感できることこそ、ソードアート・オンライン(SAO)の醍醐味であります。舞台は全100層を誇る浮遊城アインクラッド、これをプレイヤーで協力し最上層までを攻略するゲームであります。しかしGM茅場晶彦の陰謀により、世界はゲームオーバー=死となるデスゲームへと早変わり。多くのプレイヤーがHPを0にして命を散らす中、色々あって主人公達はゲームをクリア。4000人を超える膨大な数の犠牲を出しながらも、見事SAOはクリアされ、生き残った全プレイヤーは解放された、ように見えたのでした。しかしそうは問屋が卸しません。ラノベでは拾いきれない数々の視覚に訴える表現技法、臨場感、揺れ動くプレイヤー達の心情。SAOの中で最も完成度の高い(と思っている)アインクラッド編はアニメも期待通り、いや期待以上の出来でした。あと10月30日ロードショーのソードアート・オンライン プログレッシブは、アインクラッド編で大幅に省かれた話らしいので、とりあえずラノベマザーズロザリオ以降を飛ばしてプログレッシブから読みましょうか。まあ多分それらを読み終わる頃には意図せずともネタバレを食らうこと請け合いでしょうが。