今日、〇〇大学医学部付属病院でドクターヘリの見学をしました。 まず実物を見て感じたのが、意外に小さいということです。 詳しいことは知りませんが、5人くらいしか乗れそうにないくらい のサイズでした。 しかし救急医療に使うと思しき器具などが積んであったので、 搭乗人数は最低限しか確保できないのだろうとは思いました。 また、 座席は正面手前にもちろん操縦席と思われるものがありましたが、 次の座席は後ろ向きに取り付けてありました。 その次の座席は前向きに取り付けてあったので、 操縦席以外は向かい合わせに座ることになると思います。これは、 現場に向かっている途中でも機内で操縦士以外の全員が準備を整え 、時間の節約を図ることが目的なのではないかと思います。また、 機体の後ろは両開きになっており、 そこから患者を運び込むのだろうということが容易に想像されまし た。 プロペラは真上のメインと思われる大きいものと後ろのほうにある ものの計2つあり、 そのサイズ感からかなりの速度が出ると考えられます。 一刻を争う救急医療において、 交通の心配をする必要のない空を利用して患者を搬送するのは効果 覿面だと思うし、実際死亡率などの数値にも表れています。 しかし年中無休とはいえ日没後から明け方までは暗くて危険なため 出動できないと聞きました。 しかし夜は逆に道路の交通量が減っているため、 救急車による搬送がしやすく、 空と陸を使い分けることの重要さについて考えさせられました。