ひきこもりの大学生

医学部に行ってます。

コミュニケーション能力

 大学は何をしに行く場所でしょう? 3、2、1、はい不正解。正解はコミュニケーションを練習する場所です。

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 企業に就職するための大卒資格は非常に有効です。有名大学を卒業していれば大企業に就職することが可能であり、学歴とは就活における強力な武器として作動するでしょう。逆に名前も知らない底辺大学に行ってしまえば、学歴フィルターに弾かれて就活が過酷なものとなるでしょう。メールボックスをお祈りメールで満たされたくなくば有名大学の卒業が必要となるわけですが、言ってしまえば大学を卒業するのが大事なのであって、過程はあまり重要ではありません。理系はさておき、文系の学部は(多少の偏見はありますが)将来会社で営業や企画、人事をするものだと思っているので、文学部や商学部、経済学部で学んだことを活かすというよりは、周囲の人間と円滑にコミュニケーションをとり仕事をやっていけるかということが大事になってきます。つまり、社会に出てから後輩として、はたまた先輩として社員同士で関わりを持つために必要なコミュニケーション能力を養うことこそ、大学で勉強以上にすべきことなのであります。もちろん勉強も必要ですが、大学で勉強を頑張り人間関係を疎かにするのと、勉強はそこそこにして人間関係を豊かにするのでは、圧倒的に後者が望ましいということが言えます。これをしなければ、社会人になってから苦労すること請け合いです。

 筆者は医学部に行くため、卒業に加えて医師免許の取得が必要となり、勉強は避けて通れません。また、医者は職業上医療従事者に加え様々な患者と関わらなければならず、それはコミュニケーション無しには成立しません。そこで、中高と疎かにしてきたコミュニケーションを大学では是非とも復活させ、陰キャの脱出を図りたいです。でも多分無理っぽい感じがします。まずTwitterですが、春から〇〇大学とツイートしてすでに入学前から様々に繋がっている人達が見受けられます。そして私はTwitterをしていないしする予定もないです。Twitter陽キャもしくは隠れ陽キャがするものだと認識しているので、生粋の陰キャである筆者は決して手を出すことの無いツールとなるでしょう。つまり入学早々出遅れて陰キャあるあるに陥ることになりそうです。まあどうなるかは分かりません。次に、大学にある部活とサークルですが、部活は即断で無いにしても、サークルくらいには入っとくかと考えております。陰キャがコミュニケーション能力をMAXにしてもたかが知れてると思いますが、まあ一般的に許せる領域までは到達したいところであります。何のサークルかは決めてないしどうでもいいです。先に書いた通り、大学生の本分はコミュニケーション能力の育成であり、それができればどこでもいいであります。まあ世間一般的な通念ではありますが、陰キャ≒コミュ障みたいな部分があり、陰キャだからといってコミュ障であるとは限らないし、コミュ障が必ずしも陰キャであるとも言えません。このように2つは必要条件でも十分条件でもありませんが、密接に関係し互いに影響を及ぼし合う因子であります。

 このように、社会に出てから鍵を握るのは圧倒的に「コミュニケーション能力」であることに間違いないし、既に証明されました。東大卒でもコミュ力が無くてニートになる無能もいます。反対にFラン大学を出ていても、持ち前のコミュ力で仕事のできる逸材もいます。どちらが社会の役に立っているかなど一目瞭然であり、人には学歴で測れない能力があることをwakatteTVの高田には是非わかってもらいたいです。

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