ステチルの大学生

医学部に行ってます。

中央examination

 もうすぐあの伝説の試験が幕を開けます。総勢50万人が受ける人生の大イベント、全ての試験の中で最も重要な共通一次、志望校合格の切符となるであろう入学試験「中央examination(センター試験)」です。高校3年生は正にこの日のために生きてきたようなもので、その2日で人生がalmost決まってしまうのは儚いことであり、風情のあることです。しかし時間は止まってくれませんし、中ex受験日というのも必然的にやって来た運命であります。なるべくしてなった、避けがたい存在であり、それに抗うのは我々人間には不可能な業であります。それゆえ高校生は、来たる日に備えて入念に準備し、満を持してそれに臨まねばなりません。中央examinationは歴史が古く、何世代にも渡って人生のパスポートとしての役割を担ってきた、まるで中国の「科挙」のような試験です。中exは科挙ほど難関ではないし、カンニングしても殺されはしません。それ自体で合否が決定するものでもなく、もはや大して重要ではないと思ってしまいますが、中exは受験するほとんどの大学の合否に響くという点で決して手は抜けません。やはり中央examinationは日本一、いや世界一の試験であり、宇宙一の存在であります。その試験があと数日というところに迫って興奮を抑えられるでしょうか、いやできません。

 

 By the way, 来年からその「中央examination」は廃止されます。そして私達の年から「大学共通テスト」という、何ともみすぼらしい金魚のフンのようなクソ雑魚ナメクジ試験が開始されます。その試験では、「思考力」「応用力」という幼稚園児に要求される役に立たないカスみたいな力が問われ、知識だけを問えば良いものを文部科学省の輩が悉く邪魔をし、不朽の名試験であるはずの共通一次は一瞬にして地に堕ち、マントルを突き破ってブラジルにまで達しました。あの中央examinationを受けられると心を踊らせていた裏腹、こんなつまらないテストを受けることになるとは、あはれに悲しきことなりな。